2012年4月22日日曜日

さっき久しぶりに聴いたThe Sadsの7インチ。やっぱりすごく良くて、感動すると同時に無性に悲しくなった。
音が悲しいからではなくて、自分にもこんなに素敵な音楽が作れるのかなとふと思ったら、途方もないような気持ちになった。国も環境も歳も何もかも自分とは違う人たちが作っているのだから、同じ物差しで比べて羨ましく思っても仕方ないけど、これだけ完成度の高い「美しい作品」を見せられると、なんだか足がすくむような感じ。
それでしばらく、このレコードのジャケットにあるように、“I Bought This Records, I Still Feel Sad”な状態に陥ったけど、最終的には、私ももっともっと自分の作りたいものを磨いていこうと前向きになったので良し。
なんか途中で落ち込みすぎて、「ああもう早く50代になりたい。そうすれば自分の人生がある程度“こういうものだった”って見えてきて安心するんじゃないかな」とか、今思い返すとなんだそれ全然話変わってるよということを考えたりしていました。いけない。


結局何が言いたかったというと、このレコード(The Sads - Pas Deux/ My Love) はとにかく最高だということでした。



S.T.S.